楽市のアパートメントが竣工して2年経ちました。
タイミングよく訪れる機会があり、ぐるぐると路地を歩いていると
夏休みに入った子供たちの姿も見え隠れし
軒のかかった玄関ポーチに要素が点在している風景を見ることができます。
オーナーさんが手を入れてくれている花壇には花が植えられ、
自転車や植物、かわいらしいブタの蚊取り線香入?も置かれていたり、夏を感じます。
賃貸ということもあり、なかなかコミュニティの形成が難しいと思う反面、
今後、熟成していけばもっと魅力的な空間の質となる可能性が含まれていると改めて思いました。
コロナが収束し、中庭空間で季節の行事が行われたりすればとても楽しそうです。
完成して終わりではなく、変化していく過程を入居者と共有し楽しめるような
コミュニティを成熟させるための出来事のデザインについて、考えてみようと思いました。